guccie’s blog

闇討ちポケモン愛好家のブログ

【SWSH】シーズン19シングル使用構築 有利展開誘導_珠サンダーバトン【最終1839-908位】

使用TN:ぐっち
成績:最終1839-908位(66勝41敗)f:id:guccie:20210701184241p:plain

シーズン19は全抜きポケモンで高耐久or高火力の押し付けをしたい気分だったので、強いバトン構築をなるべく自力で組み立ててみようとチャレンジしました。

バトンの展開としては、特攻特化珠サンダーのダイジェットとダイロックによって相手を崩し、後続のちょうはつめいそうカプ・レヒレにバトンタッチする流れが相手に読まれず強いと考え、構築の核としました。

その一方で、サンダーのダイジェットバトンを通そうとした時に頻出した苦手な状況は、①エースバーンとダイマックスを切りあって、ダイアタックを上から連打されること、②相手のサンダーにダイジェット展開を先にやられて、上からかいでんぱやはねやすめを連打されること、③特防特化ポリゴン2にサンダーを受け切られることでした。

そこでそれらの状況を回避できる先発枠としてアシスト特化ウツロイドを置き、これら3体を基本選出とする構築にしました

【構築のコンセプト】

・先発アシスト特化ウツロイドによって、エースバーンとポリゴン2の役割破壊。また相手のサンダーの先行ダイジェット展開も抑制し、自分のサンダーを有利に展開。

・特攻特化珠サンダーによる崩しと、ダイスチルダイジェットバトンでBS上昇させたちょうはつめいそうカプ・レヒレによる詰ませ展開。
【パーティ紹介】

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ウツロイド@きあいのタスキ
性格:おくびょう
特性:ビーストブースト
実数値:185(4)-×-99(252)-147-151-170(252)
技構成:パワージェム アシッドボム ステルスロック でんじは 
本構築のMVP。防御に努力値を振り切ることで攻撃特化鉢巻ドラパルトのドラゴンアローを高乱数で耐えます。エースバーンにでんじはを当てて後続のサンダーを通したり、ステルスロックを撒いて、相手のサンダーをこちらのサンダーで処理しやすくしたり、アシッドボムでポリゴン2や相手の積みポケモンを弱体化させたりと、抜群の役割破壊性能でした。またこれらのポケモンは本構築の並びに対して非常に選出されやすいので、再現性高く誘い崩すことができました。

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サンダー@いのちのたま
性格:ひかえめ
特性:プレッシャー
実数値:165-99-106(4)-194(252)-110-152(252)
技構成:ぼうふう げんしのちから はがねのつばさ バトンタッチ
本構築のエース。相手のサンダーやボルトロスなどはダイロックを上から叩き込むことで倒せるようにして、裏のカプレヒレの詰め筋を通しやすくしました。サンダーに特防特化ポリゴン2を受け出された場合は、ステルスロックダメージを入れればダイジェット2発が受かりません。仮にポリゴン2を死に出しされた場合も後続のカプ・レヒレへバトンを繋ぐことで詰ませることができました。

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カプ・レヒレ@たべのこし
性格:ずぶとい
特性:ミストメイカ

実数値:177(252)-×-158(68)-116(4)-151(4)-128(180)
技構成:なみのり ドレインキッス めいそう ちょうはつ 
素早さはS1↑で最速アーゴヨン抜き。サンダーのBS上昇をバトンタッチすることで、エースバーンの上が取れるので詰ませ性能がかなり高いです。またてっぺきの代わりにちょうはつを入れるわざスペースができたので、相手のピクシーやクレセリアラティアスドヒドイデなども詰ませることができました。

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ドラパルト@じゃくてんほけん

性格:おくびょう
特性:クリアボディ
実数値:195(252)-×-101(44)-×-106(84)-195(124)
技構成:りゅうのまい おにび ひかりのかべ バトンタッチ
裏選出の軸となるじゃくてんほけんバトンドラパルト。基本選出が苦手とするアローラキュウコンやガラルヤドキングや電気単タイプのポケモンを起点に切り返せるわざ構成にしました。またラグラージのあくび展開カット目的等でも使用しました。素早さは準速ドラパルト抜き。特防はC特化カプ・レヒレムーンフォース確定耐え。ハチマキウーラオスのあんこくきょうだは、おにびを当てても耐えてくれません。

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カミツルギ@ラムのみ
性格:ようき
特性:ビーストブースト
実数値:135(4)-233(252)-152(4)-×-55(28)-172(220)
技構成:リーフブレード ギガインパクト せいなるつるぎ つるぎのまい

特殊一辺倒かつ鋼タイプに弱い基本選出の補完を意識した物理アタッカー。カバルドンステルスロック+あくび展開に抗うためのラム剣舞型。サンダーが誘う地面タイプや水ロトムなどに、リーフブレードが刺さっていました。特に物理受けをてんねんナマコブシやヌオーやドヒドイデに任せている構築に強かったです。

基本選出ではてっぺきジバコイルが重すぎたため、このわざ構成で採用してみたのですが、あまり環境トップの鋼タイプであるヒードランテッカグヤの対策になっておらず、またりゅうのまいバトンの全抜きエースとしてはわざ範囲が不十分だったので、再考の必要性を感じました。

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ガラルヒヒダルマ@こだわりスカーフ

性格:いじっぱり
特性:ごりむちゅう

実数値:180-189(92)-100(196)-×-75-143(220)
技構成:れいとうパンチ とんぼがえり フレアドライブ じしん 

ゴリランダーヒードランの並びや、基本選出では重すぎるでんきタイプやはがねタイプポケモンの対策枠。またこちらが裏選出のドラパルトを出したい時に、相手のドラパルト選出を牽制する役目も意識しました。ゴリランダーのはちまき攻撃特化グラススライダー耐えまで防御に努力値を振った結果、りゅうのまいバトン先として場持ちが良いという意外な強みがありましたしかしテッカグヤダイマックスを切り合った時に力負けしてしまったので、テッカグヤ対策については再考の必要性がありました。

【苦手なポケモン

 ・テッカグヤジバコイルヒードラン
基本選出を最終日2日前の夜にやっと完成させたので、基本選出が苦手とする上記鋼タイプへの対策が煮詰め切れていませんでした。S19最終日にはこれらのポケモンに非常に多く当たって困りました。

ドラパルト軸の超火力が楽しすぎて最終日もドラパルトを使い倒しましたが、他の裏選出軸を考えた方がより強い補完ができたかもしれません。

・ラッキーとエアームド

しぜんかいふく持ちのラッキーには、ウツロイドのでんじはもアシッドボムもエアームド交代だけで無効化されてしまうので苦しかったです。

・ガラルヤドキング

最終日に妙に当たりました。サンダーのダイマックスを受けのダイマックスでいなされた後、さいせいりょくで回復されてしまうので、サンダーでは仕留めきれません。ドラパルトのじゃくてんほけんバトンで無理矢理に高火力をぶつけるしか手がなく、大変苦戦しました。

【最後に】

これまではダイマミミノラゴンという先人の選出軸を借りて、最終3桁に入った経験はありましたが、今期は極力自分で組み立てた選出軸で最終3桁に入れたのがとても嬉しかったです。

ただこの構築は裏選出の考察が不十分でしたので、シーズン20でその点少し調整して自分のお気に入りなバトンパに仕上げて満足度を高めたいと思います。

ハーリーさんとやみからすさん、ツイートのリアクションいつもありがとうございます。誰かに見ていていただけると、ドキドキの高レートバトルでも奮起できました。

Twitter @lovelydelphox

おしまい