【SWSH】シーズン14シングル使用構築 両刀ダイマミミノラゴン【最終1905-766位】
使用TN:おみそ ぐっち
成績:最終1905-766位(75勝49敗) 最終1891-1005位(55勝29敗)
冠の雪原環境では、サイクル構築でダメージレースの優位を取って、中盤~終盤にダイマックスエースを通す構築が多いと感じました。対面構築志向の自分が応戦する方法を考えた結果、対戦相手が「自分が有利対面を取っている」と通常考える状況で奇襲の両刀高火力ダイマックスわざを叩き込み、サイクルを崩壊させる動き。そして詰め筋として、トリルミミッキュ+ハチマキウオノラゴンを押し付ける動きが強いと考えました。
【構築のコンセプト】
・サンダーとエースバーンに撃ち負けない、ダイマ物理レジエレキ+ミミノラゴン
・レジエレキで相手のランドロス、カバルドン、ラグラージの選出を誘って、ソーラービームダイマポリ2で一撃突破。
・こちらの初手ダイマミミノラゴンバレの対策として、タスキエースバーンと物理霊獣ジャポボルトロス。
【パーティ紹介】
レジエレキ@いのちのたま
性格:やんちゃ
特性:トランジスタ
実数値:156(4)-167(252)-77(52)-121(4)-63-245(196)
技構成:ワイルドボルト とびはねる 10まんボルト しんそく
攻撃特化珠ダイサンダーの火力はパッチラゴンと同じなのですが、他に使っている方は見当たらず読まれませんでした。また初手ダイマエースバーンとの対面は、ダイジェットの打ち合いになるので大体勝てました。シーズン14は多くの構築に地面タイプorちくでん持ちorナットレイがいたため選出率は低かったのですが、対策必須ポケモンとして相手の選出を縛る力が強かったです。素早さはからやぶ準速パルシェン抜き。防御はエースバーンのキョダイカキュウと珠ダメ1回をダイマックス状態で高乱数耐え。
ポリゴン2@しんかのきせき
性格:れいせい
特性:ダウンロード
実数値:161(4)-132(252)-110-172(252)-115-72
技構成:ギガインパクト アイアンテール ソーラービーム れいとうビーム
本構築のエース。相手の防御と特防でステータスの低い方を確認して、奇襲高火力を叩きこみました。初手対面のエースバーンは100%ダイマックスせず突っ張ってきたので、A1段階↑ダイアタックで一撃。初手対面のかいでんぱ弱保サンダーもダイマックスを切ってこなかったので、A1段階↑ダイアタックが約8割のダメージで致命傷。アッキミミッキュはダイアイスでばけの皮を剥がすと、つるぎのまい後に素のドレインパンチを打ってきました。そこにA1段階↑ダイスチルを当てて一撃。カバルドンとラグラージも90%突っ張ってきたので、C1段階↑ダイソウゲンで一撃。基本初手ダイマですが、壁構築等相手には温存してトリルエース運用をすることも。
ミミッキュ@イバンのみ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
実数値:131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技構成:ゴーストダイブ トリックルーム こらえる のろい
ラス1対面に強いのろいこらえるイバンダイブと、トリックルームのハイブリッド型。トリックルームを打つと、相手のダイマックスポケモンがトリルターンを枯らすために攻撃してこなくなるので、その間にウオノラゴンへの無償交代がよく決まりました。またウオノラゴンが暴れまわった後の、こらえるイバンゴーストダイブは全く読まれませんでした。相手のダイマミミッキュの上からゴーストダイブを打ちたかったので、素早さは最速。
ウオノラゴン@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:がんじょうあご
実数値:196(252)-156(252)-120-x-101(4)-95
技構成:エラがみ げきりん サイコファング けたぐり
剣盾環境で不変のインチキ超火力フィニッシャー。ねごとはポリゴン2がカバルドンとラグラージを一撃で仕留めてくれたため不要。けたぐりは1回も使わなかったので、ゴリランダー対策にきゅうけつのほうがよかったかもしれません。
エースバーン@きあいのタスキ
性格:いじっぱり
特性:リベロ
実数値:156(4)-184(252)-95-x-95-171(252)
技構成:かえんボール しねんのずつき カウンター ダストシュート
ウオノラゴンが止まる相手のラス1ゴリランダー、ナットレイ、ドヒドイデ、カプ・レヒレと、ミミッキュの天敵である相手のダイマエースバーンに強い技構成にしました。相手のエースバーンと同速である必要性がなく、またカプ・レヒレやドヒドイデとの対面でなるべく火力を上げたかったので性格はいじっぱり。
ボルトロス@ジャポのみ
性格:いじっぱり
特性:ちくでん
実数値:155(4)-172(252)-90-148-100-153(252)
技構成:かみなりパンチ そらをとぶ ばかぢから くさむすび
この構築はマンムー、ウーラオスなどの低耐久物理タスキ要員を初手に選出されがちでした。それらのポケモンを初手ダイマポリゴン2で相手して、貴重なダイマターンを2ターン枯らされたり、大ダメージを受けることがありました。それらの相手にボルトロスで初手ダイマを切り、ダイソウゲンやダイジェット+ジャポのみで倒せるようにしました。化身ボルトロスの方が攻撃実数値は高くなりますが、霊獣ボルトロスのほうがサンダー入り構築に選出しやすいのがメリット。またドヒドイデ軸の受け構築は、霊獣ボルトロスに対してラッキーや特防特化ポリゴン2やナットレイを受け出してくれたので、交換読みダイナックルで受けサイクルを崩壊させることができました。
【苦手な並び】
・ゴリランダー+ヒードラン
ダイマボルトロスかダイマエースバーンしか一貫するポケモンがいないので、ダイマックスを切るタイミングが非常にシビアで負けました。
・ガラルサニーゴ+地面ポケモン or ナットレイ+ガブリアス
パーティー内に2体の並びに一貫する技構成のポケモンが少なく、サイクルを回されました。ポリゴン2でサニーゴやナットレイをこおりづけにするとか、ガブリアスにエースバーンでダイナックルを打ち込むとかしか勝ち筋がないので、あっさり負けました。
【最後に】
剣盾発売直後の私は5000位程度の実力でしたが、幸いにもTwitter、YouTube等々から構築記事に関して情報を得る機会がありました。そして先人のレート強者の考え方をすこし吸収して、1年ちょっとかかりましたがレート1900、最終3桁程度のパーティが組めるようになりました。 まだまだトップランカーには程遠いですが。これまでもこれからも、惜しみなく全力のポケモンバトルの魅力を発信してくださる皆様に感謝しつつ、ポケモンバトルを楽しんでいきます。またどこかしらのマッチングで対戦よろしくお願いします。
あとTwitterでちょいちょいリアクションをくださるハーリーさんも、ありがとうございます。ずっと励みになっています。
Twitter @lovelydelphox
おしまい